東京金は、米経済指標で一喜一憂!?

 東京金は、方向感が定まらない状態となっております。強弱材料が交錯しておりますが、焦点は米中貿易摩擦による米利下げ観測が、強まるか弱まるかになっているようです。昨日は、9月小売売上高は前月比0.3%減と、2月以来7カ月ぶりに落ち込んだことや、米議会下院が香港の抗議デモを支援する法案や決議案を可決したこと、国際通貨基金(IMF)が、世界経済見通しを2019年世界全体の実質経済成長率を3.0%とし、前回の7月時点から0.2ポイント下方修正したことなどから、再度米国の利下げ観測が強まったようです。

米中貿易摩擦の影響が出始めており、ここからは米経済指標に一喜一憂する相場になりそうです。実際、この動きでは、売り叩くことは困難です。ただし、お客様、会員様にはお伝えしておりますが、〇〇〇〇円を終値ベースで下回った場合は、売り増ししていこうと思います。

相場のきっかけは、今月末のFOMCなのかもしれませんが、その前に日米欧の先進国に新興国を加えた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が、米首都ワシントンで本日から2日間開かれます。特別、金の方向性が決まる材料は出にくいため、もうしばらくは一進一退の動きになるのかもしれません。

様子を見ながら、売るタイミングだけを狙っていきます。

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