東京白金は、以前から売り方針でお伝えしました。3700円台、3800円どころも売りと伝え、3855円まで上昇しましたが、結果昨日の夜間取引で3560円まで値下がりしました。既に会員サイトでは、3600円前半では一旦利食い方針とお伝えし、安値を売り叩く相場ではないとしましたが、さてさて・・・今後の展開は!?
上記のチャートは、NY白金の日足と総取組になります。私が、今回のプラチナを売り方針とした理由の一つが、ファンドの買いが増加・取組過去最高という過熱感が、いずれ冷え込むという理由からになります。それでは、NY白金が高値から90ドル以上下げましたが、取組が減少しているか、それとも増加しているか、横ばいかになりますが、上記チャートの下段の取組を見ますと、増加したままの状態となっております。つまり、ファンドの買い玉は依然として維持したままということになります。東京市場・NY市場共に2番天井を打っている現状で、正直ここから上昇するとは思えません。むしろ、戻りきれなければ一旦売られる可能性があります。その売られる理由として考えられるのは、フォルクスワーゲンの不正問題か、9月の利上げ観測強まる中でのNYダウ安に対して、NY白金1100ドル割れと言ったシナリオをイメージしております。NY白金の場合は、高値を取ってからまだ若い相場であるため、買いを考える相場というよりは、やはり戻したところを売りで考えるのが良いでしょう。
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