東京金は、本日も大幅高となりました。以前からのコメントで、東京金の吹き値は強気したくないとお伝えしましたが、NY金市場であっさり2000ドル突破したことにより、東京市場も高値更新となりました。私の見解では、天井の可能性・下落する条件として、8月初旬にNY金が2000ドルの大台を達成するか、もしくは高値でのもみ合いを演じるかしかないと考えていました。しかし、レバノンでの爆破事件により、新たな材料(中東情勢緊迫化)で2000ドルを大きく上回りました。
<2000ドル達成感は!?>
本日NY金市場で2000ドルの大台達成感が出るか注目されるところですが、既に2040ドルまで上昇していることや、NY金市場で昨日30ドル以上上昇しているにもかかわらず、出来高は推定260000枚の出来高と少なく、利食い売りも限定的のように思います。しかも、そのくらいの出来高ならば、仮に2000ドル近辺まで下げるような場面があれば、買い拾われると考えております。つまり、2000ドルの達成感は考えにくい。
<それならば、まだ買いのまま?>
正直、私は6600円台からは買えておりません。しかも、6500円以上は、吹き値は警戒と考えておりました。
そのため、東京金を横目に、東京ゴムをしきりに買い拾っておりました。
今、考えられますのは、売るという行為はとりあえず封印しておくのが良いでしょう。と言いますのも、このように上昇しますと、仮に陰線が入ったからと言って天井を打ったと判断することはできません。2000ドルを突破したことは、高評価に値するため、その水準で何回か高値をトライする時間帯が必要になると考えております。以前もそうでしたが、陽線が何日間続いた場合、3回高値をトライしておりました。(イメージ的には三尊形成)そのような動きがあれば、ある程度材料織り込みと判断できますが、そうでない場合は、既に真空地帯に位置しているNY金にとっては、いくらが今の想定価格なのかわかりません。よって、もうしばらく高値波乱が続くと予想し、2手下げた場合は短期的に買いも有効と判断しております。その価格帯は、東京金で〇〇〇〇円前後。
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