引き続き、買い方主導権握る!!!

昨日は、金融先物取引の講習・試験があったため、ブログを更新できませんでした。

東京金は、やはり上昇してきました。以前からお伝えしていますが、米国金ETFが減少したからと言って、下落し続ける相場ではありません。その理由としましては、まず米国の大幅な量的金融緩和です。そのため、逆算して考えてみますと、米長期国債利回りが上昇するか?米ドルが上昇するか?というところです。いずれも上昇するとは思えません。一時の上昇はあっても、継続的に上昇することはないでしょう。そうしますと、NY金は、この逆です。一時の下落はあっても、下げ続けることはないということになります。

前回は、東京金週足をご覧いただきました。きれいに短期線の上を継続しておりました。つまり、週足での乖離はほぼ解消されたことになります。よって、東京金は買いは継続です。おそらく、再び7000円前後の数字をトライすると考えております。

それならば、目先はどうでしょう。このチャートをご覧ください。

キャプチャ

これは、東京金日足チャートになります。それに、短基線・中期線を重ね、その下に出来高、次に相対力指数になります。上昇しているときは、相対力指数が80%を超えていました。14日の相対力指数80%は過熱しておりますが、大相場では簡単に修正しません。それならば、42%の相対力指数を確認した方が良いのです。以前のブログで、42日相対力指数が70%を超えたとお伝えした途端、東京金は大幅な修正安を演じました。

その修正した状況下で、8月12日に大商いとなりました。これは価格変動が大きかったため、当然日計り族も出たと考えられますが、それ以外にも売り方の両建ての買い、売り増し、新規買い、などなどが大きく動いたと考えられます。つまり、この日・この大陰線にエネルギーが集中したことになります。

 それを踏まえ、8月12日大陰線の半値を上回っているため、押し目完了の動きになっていますが、短期線がやや下向きになっているため、もうしばらくヤレヤレの売りが出るかもしれません。大陰線の半値〇〇〇〇円~〇〇〇〇円の動きが予想されます。私のイメージでは、来週がポイントになると考えております。

 余談ですが、昨日、お客様に東京金は買い方と売り方どっちが有利なのと質問を受けました。私は、もちろん買い方ですと答えました。高値で枚数を増やしていない限り、今回約9%の修正安は、耐えられたと思います。しかも、7月27日以前の売り方はすべて引かされており、高値で大商いがなかったことを考えますと、踏み上げた相場ではなかったと考えます。(売り方が両建て、若しくは追証耐え忍んだ相場)売り方の場合、高値でたまらず買いを入れている可能性もあり、今後も買い方主導の動きになりそうです。

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