日本時間では、4連休前ということもあり、しかも昨日ポジション調整が行われたことから、本日は冴えない動きになりました。まず、私の考えは相場をマクロで見るよりは、ミクロで見た方が良いと思い、東京金・東京白金の60分足・120分足・240分足を掲載しました。(相場の動きは、ミクロからマクロへ)
本日は、ポイントのみコメントいたします。
まずは、NY金の動きから見てみましょう。
7月21日から7月24日の上昇が、今のNY金価格をサポートしていると思います。しかも、8月27日のFRBパウエル議長のハト派発言もサポート要因になっております。ドル安・・・。次のチャートはドルインデックスになります。
NY金が上昇した一番の理由は、ドル安とみております。実際ドルが下落しております。今のドルインデックス価格は92.877ポイントであり、8月6日の価格とほぼ同じ。相場を見ている方ならば、お気づきになられたと思いますが、その日はNY金がほぼ高値近辺であり、2069.40ドルで取引終了しております。それならば、今の相場がイコール、すなわち、92.877ポイント=2069.40ドルになるかと言いますと、それはNOです。NY金の上昇力が今とは異なります。過熱している相場と、冷静になった相場の違いです。そのように考えますと、今NY金に対し、ドル安の支援よりも、他の上昇要因が必要ということになります。そのため、上昇し続けることもできずにいるようです。ただし、私の考えでは、コロナウィルスワクチンが年内にも一般市民に行き渡るといったポジティブなニュースも、NY金にとっては上値を抑える要因しかないように思います。よって、まだ買い方針ですが、8月11日の大陰線が上昇を妨げているため、吹き値は強気せずに、利食いも考えていきたいと思います。
NY白金日足チャートになります。このチャートを見ましても、7月21日の大陽線が相場をサポートしており、①のダウントレンドを上抜いたことから、次のステージに突入していると考えております。この商品は、私の中で一押し銘柄であり、全てにおいて上昇する土台はできていると考えております。
最後にアップル株を見ておきましょう。ここにきて、相場が下抜けする気配があります。実際、グーグル・アマゾン・フェイスブックもこのような動きをしております。そのため、ある程度落ち着かない限りは、米国株上昇の重しになると考えております。とはいえ、既にRSIは35%台まで低迷しており、上昇時に25日移動平均線から約17ドル乖離した相場であるため、下限も17ドル下の103ドル当たりが目安になると考えております。
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