本日は、ほぼ全面安となりました。米トランプ大統領が退院後、ツイッターでコロナウィルス対策は米大統領選後に行うとしたことから、今後米経済回復が遠のくとの見方で相場の売り圧力が強まりました。つまり、金融商品を売って現金化する動きとなりました。
しかし、、、
東京金日足チャートになります。相場には、ガス抜きが必要になります。そうしない限りは、上昇エネルギーは蓄積できません。今回、大きく上昇した相場でないため、以前からお伝えしているように、大きな下落には発展できないと考えます。
相場が下落するサインは、①行き過ぎの上昇後、②高値での揉み合い後、③高値から徐々に下落したのち、と考えられます。つまり、一気に100円動きますと、相場は簡単に悲観しますが、徐々に下落しますと、相場は楽観したまま買い方は引かされ始めます。楽観したままの方が、そのあとの下落は大きいと考えております。
①は買われすぎの状態が数日間続きました。そのため、高値から約600円、2日間で下落しました。このように一気に600円も下げますと、戻りやすくなります。その後、400円戻しました。しかし、400円簡単に戻ったため、買われすぎが解消されず、再び売り圧力が強まりました。
今の相場はどうでしょう。過熱感は全くありません。ましてや、動きが荒々しく、買っている投資家も降ろされやすい(手じまい)動きになっております。このような相場は、先ほどお伝えしたように、ガス抜きをしていると考えます。そのため、ここは弱気せずに買いで考える方が良いでしょう。
次に
東京白金日足チャートになります。東京白金も同じことが言えます。ユーロが対ドルで下落したことにより、NY白金は売られております。私は、常に東京白金は安値買い拾いをお伝えしてきました。今の相場は、高値を買い上げる相場ではありません。と言いますのも、米大統領選を控えているため、思惑が交錯する可能性があるからです。
ただし、東京白金も買われすぎの状態から下落しているわけでもなく、ましてや、本日100円以上下落していることを考えますと、3000円以上で買っている方は、弱気になりやすいと考えております。買えない相場だからこそ、買いだと考えております。
しかも、世界の白金ETF保有残高は、高水準を維持しています。NY白金の取組みが減少していることから考えましても、NY白金850ドル、東京白金2900円は相場の節目と考えております。私のお客様は、本日買い拾っております。
話は前後しておりますが、3月に東京白金価格の大暴落がありました。ご存知のように、欧州でコロナウィルス感染拡大により、ロックダウンに踏み切ったことが要因。以前のチャートを見ましても、徐々に徐々に下落し、最後に大幅安を演じるのが、クラッシュです。と考えますと、1日で100円以上下げたからと言って弱気する相場ではありません。しかも、投資資金が白金にも流入していることから、以前の白金相場とは違うと考えております。
よって、買い拾いで攻めたいと思います。
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