東京白金下落、3月と今回の欧州株の違い。14:16

 

 昨日、「私の考え」と題して、東京白金のリスク限定としながら、ストップロスの設定例を述べました。それに対し、昨日フランスが夜間での外出禁止令を出し、イギリスのEU離脱に向けて時間が必要ということから、東京白金は2907円まで下落しました。NY白金は856.3ドルまで下落。

このことによって、2920円でリスク限定の売りが成立しました。しかし、買いポジションに対し、売りポジションを半分まで縮小しました。今夜の欧州株の動き次第では、売りポジションすべて撤退したいと思います。

と言いますのも・・・。

 フランス・マクロン大統領は14日、新型コロナウイルスの流行拡大を受け、パリなど9都市に夜間外出禁止令を発布しました。これらの都市では17日から少なくとも4週間、午後9時から翌午前6時まで外出が制限されることになります。 3月17日(火)は、正午から30日間外出禁止を発動しました。このことを踏まえ、次のチャートをご覧ください。

キャプチャ

キャプチャ1

上がフランスのCAC40、下がドイツDAXになります。それぞれ週足です。このチャートを見ますと、3月には、株安が先行し、NY白金が大幅下落しました。3月と今回の大きな違いは、ECBの量的金融緩和になります。それに加え、外出禁止令の時間帯も異なります。

 当然、本日の欧州株の動きが重要になります。その動きを確認し、戦略を考えていきます。状況は変わっていません。

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