<東京白金>
昨日もお伝えしましたが、本日WPIC(ワールド・プラチナム・インベストメント・カウンシル)が第3四半期レポート、2020年と2021年の需給予測を公表しました。2020年第1四半期では3トンの供給過剰、第2四半期レポートでは10トンの供給不足と予測していましたが、今回第3四半期は37トンの供給不足になると予想、更に2021年初回は7トンの供給不足を予想してきました。
簡単にお伝えしますと、自動車の販売量が増加していることや投資需要が過去最高になっていることが需要増加の要因のようです。来年は、中国の宝飾品需要が伸びるとの期待で、7トンの供給不足を予測しております。
世界の白金供給量は約250トンであり、37トンの供給不足ということは、供給量の15%ほどが不足することを意味します。かなりの量に思えます。
そういったことから、まだまだ東京白金は上昇相場継続と考えております。ただし、吹き上がれば、叩かれることも意識しておく必要がありますので、下値の買いポジションを維持しながら、買い玉を利食い、突っ込みを買うリズムで臨みたいと思います。
<東京金>
東京金は、本日6200円台で少し買ってみました。今は、コロナウィルスワクチン開発相場になっており、そのため、金市場から投資資金が流出しているようです。しかし、再び金融緩和を意識し始めると、米国債や金に投資資金が戻ってくることが考えられるため、6200円台は試し買いをしてみました。未だ、米大統領が正式に決定しておらず、米追加経済支援策も先延ばしになっております。しかし、現時点でドル安・米国債利回り低下は金にとって売り材料ではなく、むしろ、買い仕込み要因のように思います。ただし、50円リスクで臨むのが良いでしょう。
私の見通しでは、年末に東京金が上昇する可能性があり、更に来年の3月までには東京金〇〇〇〇円も視野に入れておきたいと思います。しかしながら、価格が上昇した場合、押し目は今まで以上に大きくなるため、リスク管理をしておく必要があるでしょう。そうすれば、大相場の流れに乗ることができるでしょう。
<日経225>
日経225は、もうしばらく様子見です。ファイザー社とモデルナ社のコロナワクチン開発良好は、すでに相場へ織り込んでおり、さらに価格を押し上げるには、別の材料が必要かと思います。しかも、モデルナ社と日本は来年1~6月で2500万人分のワクチン契約しかしておらず、ファンザー社とはこれから契約をするようです。そのため、楽観してねっ系平均26000円を買い煽るのは如何なものかと思います。そのため、日柄により上値が重くなってきたタイミングで、新規売りを考えていきたいと思います。
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