東京白金は、本日急落。1月4日のNYダウが300ドル以上安かったことで、原油をはじめとした商品市場に売りが殺到したようです。ただ、この売りは悲観的な売りではなく、利益確定の売りであるため、考え方を変える必要はないと思います。
白金の流れは、いまだ上昇と予想しておりますが、さすがに本日高値から200円近く下げたため、やや日柄が必要と考えております。つまり、高いところを買う相場ではなく、売りたたかれたところを買い拾うのが良いと考えております。私は、〇〇〇〇円~〇〇〇〇円を買い場として想定しております。
日経225は、ロスカットが成立してしまいました。27000円前半で新規買いしましたが、26980円で損決済が成立し、今現在やや戻しております。少し様子見たいと思います。
東京トウモロコシは、昨日新規売りが成立しました。27000円です。27920円まで上昇しましたが、27000円の売り指値がヒットしました。トウモロコシの輸出好調が強材料になっておりますが、来週12日にはトウモロコシの需給報告があります。そこで2020年-21年生産高・在庫がほぼ確定します。その数字の影響は、発表後もあると考えておりますが、2月中旬以降には米農家の作付け面積の予想が出始めることから、今の価格では作付面積が増えると予想します。そのため、トウモロコシの上値は重くなると予想します。ただし、誤解してほしくないのは、今は相場が乱高下しやすいため、枚数を抑えながら上下で売り買いの網を張るのが良いでしょう。
東京金は、いまだ上値を追う展開が予想できます。相場の過熱感がないため、押し目は買い拾われると予想しております。お客様からも、なぜ金は買われているのと聞かれますが、金は最後の砦として意識されやすいからと考えております。前々からお伝えしておりますが、金が売られる要因は、ただ一つ。金融緩和縮小(テーパリング)が意識されるようになったとこからです。当然、それ以外で金価格が下がることもありますが、それは押し目買いのチャンスと考えるのが良いでしょう。リーマンショックやコロナショックで、一番最初に買われ始めたのは金です。
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