先週末の米国市場では、米追加経済支援策1.9兆ドルは予想の範囲内ということや、本日キング牧師生誕で米国市場休場(電子取引短縮)となることから、売り有利な展開となりました。本日日本市場でも引き続き売り有利でスタートしました。しかしながら、ドル高はまだ目立ちますが、米長期利回り上昇が落ち着きを取り戻したことから、米国金ETF保有残高が1日で16トン以上増加しました。量的金融緩和のおかげでもあると思いますが、徐々に金へ投資資金が流入するようならば、NY金1800ドルが底値圏になることでしょう。
東京白金は、引き続き買い方針で見ております。世界的な金融緩和、他貴金属よりも割安、南ア変異種コロナ感染拡大、水素燃料での触媒として白金通常の10倍使用などなどが、白金の今後の上昇をけん引することでしょう。
こちらは、NY白金日足チャートになります。昨年12月21日と今年1月11日に下髭線を引いております。昨年は、1000ドル割れたことから買い拾われ、今年は1050ドルを割れて買い拾われているように思います。しかも、下がっているときの買いはファンドとは考えにくく、実需の買いが入っていると思われます。まさに中国企業でしょう。本日11時に10-12月期の中国GDPの発表がありました。前年同期比で+6.5%と事前予想+6.1%を上回りました。その中国が今年も主役になると考えております。
日経225は、先週末に買って、その数時間後にロスカットがヒットしてしまいました。ただ、今の状況下で、一番天井にはなりにくく、外国人投資家が買い増ししている可能性もあるため、再び買いチャンスを窺おうと思います。
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