東京白金は、昨日もコメントしましたが、引け値ベースで3650円を上抜けないようならば、下押しも意識しておく必要があります。ただし、突込みでは買いが入りやすいため、下げ続けることはないと考えております。
以前にもお伝えしておりますが、ファンドの新規売りが入っているならば、じり安が予想できます。ファンドの買いが大量の場合は、投げ売りにより大幅安が予想できます。今のNY白金の取り組みは、前者になります。そのため、現時点で上値が重くなっているのかもしれません。
このチャートは、NY白金の60分足になります。1160ドルを付けてから、1080ドル台では買いが入りやすい状況であります。しかしながら、1110ドル台では買いも見送られるため、相場は1100ドルを挟んだもみ合いに入っていると考えております。
しかも、NY金の上値が重く、株式市場でも利益確定売りが出やすくなっているため、白金だけが高値を更新するような環境ではありません。ただし、大相場に発展するためには、このような振るい落としが必要です。大相場は、NY白金で1300ドルからでしょう。ファンドの買いが、思いのほか増えていないようならば、買ってみるのが良いでしょう。先の話をしてみ仕方がありませんが・・・。ただ、それまでは、一気に上昇できないため、下値の買い玉を残しながら、利益確定も必要なのかもしれません。
いずれにしても、国策相場、もしくは世界的なテーマに白金が乗っているため、買いは長期スタンスで見ておくのが良いでしょう。とりあえず目先目標はNY白金〇〇〇〇ドル、最終的な目標は分かりません。
建玉のご相談は、メール又は、電話で承っております。お気軽にご相談ください。(白金以外でも可。)