大阪白金は、3625円が押し目になるか!?17:23

昨夜は、相場をずっと見ていましたが、ドル高になると当然NY金が売られ、NY金が売られるとNY白金が売られる結果となりました。しかも、心理的な節目1800ドルをNY金が下回ったことから、売り圧力が強まったようです。NY白金にとってのベンチマークはNY金でしたが、それも昨日の午後23時までの状況。23時以降まとまった買いが入ったようで、NY金が売られるとNY白金も売られておりましたが、NY金が下げ止まると、NY白金は戻り始めるといった状況でした。

私は、大阪白金3650円が押し目ゾーンと見ておりましたが、3625円まで売られることとなりました。ただし、大引けで3699円まで戻してくれましたので、やはり今までの白金とは違うと判断しております。キャプチャ

相場のご経験が長い方はご存じかと思いますが、相場が上昇している過程で、何度も25日移動平均線を下回ると、相場が反転してしまいます。今までの白金ならば、あり得ることですが、ただ、4日の安値3625円、5日の安値3625円は良い押し目を形成したと見ております。このチャートは、大阪白金日足チャート&移動平均線になります。緑線は5日移動平均線、赤色は25日移動平均線です。基本的な見方ですが、この移動平均線はパフォーマンスを確認する線になります。例えば、5日移動平均線を下回っているということは、5日間で買っている人のパフォーマンスが悪化しているということになります。25日移動平均線も同じです。

正直、大阪白金を買いたいのですが、日本市場では逆張りが浸透しており、現物価格が上昇しても大阪市場はついていけてません。そのため、本日の米雇用統計の数字とNY白金の動向を確認したうえで、来週の展開を考えていこうと思います。

キャプチャ1

大阪白金日足チャートのボリンジャーバンドを見ますと、少し相場が見えてくるかもしれません。

大阪金も、私は本日の米雇用統計まではドル高傾向にあると見ていたため、米雇用統計発表後のドルインデックスに注目しながら、来週以降の戦略を考えていきたいと思います。ただ、ドルインデックスは、まだ売り叩かれる相場ではないため、下げたとしても騙されるケースがあります。反面、NY金もです。

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