やはり、大証金は上昇してきました。大証白金中心にお客様には買っていただいているため、正直、まだ大証金は買っておりません。FOMC前に突込み(下がる場面)があれば、買い拾っていきたいと思います。
本日は、大証白金4170円以下で買いポジションを増やしました。今は、少しずつ利食いしております。しかし、2900円台、3500円台、3800円台の買いポジションは利食いせずに、放置しております。
なぜ、本日大証白金を買ったかと言いますと、午前中の段階で、これだけ白金価格が上昇しているにもかかわらず、出来高が8000枚台と少なかったからです。おそらく、今まで買い方は先週の下落により、手じまい売り、若しくは両建ての売りを入れたため、身動きができない状態であると考えました。それと、やはり現物よりも25円~30円割安であるということが、下落リスクを弱めていると判断しました。先ほどの話と重複しますが、先週の相場下落により、個人投資家及び、ファンドの手仕舞いが出たため、今は買い人気に乏しくなっていると判断しました。そのことにより、もう一段高があると考えました。(このことは、本日午前中の考え)
ファンダメンタルズで見ますと、本日市場が重要視していたのは、昨日公表したWPICレポートの中で、昨年10月~12月の需給内容でした。結論から言いますと、5トンの供給不足。ただし、なぜ供給不足になったかと言うと、自動車や工業、宝飾品の需要が旺盛であり、しかも、投資需要が継続したためと指摘しておりました。つまり、需要が旺盛であることは、価格押上げ要因になり、相場を勢い付けることにもなります。本日の白金価格上昇は、正にそういうことになります。
基本は買いです。しかし、価格が一気に上昇しますと、需要が付いていけず、下落リスクも出てきます。そのため、本日の大陽線を起点としながら、買い狙いで挑もうと思います。
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