FOMCは無事に通過しました。
市場は2023年1月に利上げをすると予測をし、米長期金利上昇、内外の株式市場が上値を抑えられる格好となりました。しかし、パウエルFRB議長は、2023年末までゼロ金利策維持すると強調、量的金融緩和縮小を考える時期でもないと発言したことで、市場はタカ派からハト派に再び変化したように思います。ただ、経済見通しが良好な数字であったため、再びテーパリングを意識する可能性も残っております。
さて、大証金ですが、買い始めてから150円以上利幅を取っております。上昇し続けるような相場ではありませんが、既に2023年1月の利上げを織り込んだ相場であるため、それ以上の弱材料が意識されない限り、1700ドル割れは回避されることでしょう。そのため、今は押し目を買い拾っていくのが良いでしょう。6000円割れに執着しない方が良いと考えます。
大証白金は、再び本日買い増ししました。FOMCでのパウエル議長の発言に注目していましたが、ハト派的な内容であったため、今後は白金独自材料が意識されることになるでしょう。当然、下振れリスクは意識しながら、買いスタンス継続で臨みたいと思います。
建玉のご相談は、電話、メールで承っております。お気軽にご相談ください。