大証金は、以前からお伝えしているように、買い方針継続です。ただし、未だ投資資金が流入していないため、NY金1800ドルを維持することは困難と考えております。よって、突込み買い拾いで、日柄経過を待つのが良いでしょう。
大証白金は、本日少し動きました。本日新補発会したため、4月限を少し売ってみました。ただし、基本は買い方針です。夜間取引では、新規買いの指値を出しております。NY市場で1250ドルまで上昇しましたが、こちらもETF保有残高が減少傾向にあるため、上昇し続けることは困難と考えます。むしろ、ここの時間帯は押し目形成で考えた方が良いと思います。
大証トウモロコシは、昨日もコメントしたように、青天井になっております。米産地の作付け遅れ、ブラジルの乾燥懸念を材料に買い進まれておりますが、現時点で米国作付け進捗率は17%と、過去5年平均20%を若干下回っているだけで、これだけ上昇しております。やはり、天候相場プラス需要旺盛といったシナリオが、相場の上昇力を強めているようです。この相場が天井を打つとした場合、考えられるのは2つのイベントになります。一つは、来月の米農務省需給報告になります。そこで2021年度の需給見通しがあります。その数字が市場予想を上回る内容であれば、いったん利食い売りが出るかもしれません。もう一つは、6月末の作付け推定面積の発表です。3月末の作付け意向面積では、9114.4万エーカーでしたが、その数字を上回るようならば、やはり利食い売りが出やすくなると考えております。そう考えると、まだ買える相場であるという結論になります。
大証ゴムは、昨日235円台で買い拾いました。明日の相場次第で吹き上がる可能性があると予想しております。いずれにしましても、大証ゴムが他の商品相場のバロメーターになると考えております。例えば、大証ゴムが吹き上がった場合、他商品すべて下落に対する警戒心を持つ方が良いと思います。
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