大証金は、本日、一部利益確定いたしました。昨日、テーパリングの意識が金の上昇要因とお伝えしたことに加え、やはりインフレヘッジの買いが入りやすい状況にあると言えます。原油や銅、穀物などが上昇していることから、今回金に対して見直し買いが入ったように思います。まだ、上昇余力はありますが、2日間で200円ほど上昇したことから、6300円前半までの押しを期待しております。
大証白金は、昨日の夜間取引、本日日中取引でも買い増ししました。ただし、未だ1250ドル、4400円の壁が高いように思えます。しかし、私自身、NY白金ここ最近のレンジ1150~1250ドルが、1200ドル~1300ドルに引き上がったように思います。パラジウムが堅調であることに加え、金も強気に傾いていることが、相場を押し上げていくように思います。下振れリスクは意識しておく必要はありますが、高値更新を狙って買いで臨みたいと思います。
トウモロコシ、ゴムに関しましては、昨日のコメントを参考にしてください。
私の持論ですが、相場は値段で「買えないから売る」のではなく、「買えないから買う」、若しくは「買えないなら何もしない」のが一番です。白金を取引しているお客様には、常に「買うか、買わないか」の選択肢のみ提示しております。相場の流れについていくためには、そのことが大事であると考えております。失敗を恐れるのではなく、失敗に気づいたときは、損切も覚悟し、その覚悟がいずれ実を結ぶと、私は思っております。
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