本日の大証白金は、昨日コメントした通りの動きとなりました。時間足を中心に、出直り相場のポイントをお伝えし、本日100円以上の上昇となりました。ただし、指摘した通りならば、NY白金1200ドル以上でファンドのショートカバーが入り、その後はやや失速する可能性があります。ショートカバーだけでは上昇に対し不十分であり、ましてや大証白金期先は割高で推移していることから、ヤレヤレの売りが出やすいと考えております。本日から明日にかけて、〇〇〇〇円辺りまで大証白金が下げるようならば、買い拾っていきたいと思います。
大証金は高値更新しました。昨日、クラリダFRB副議長が、いずれ資産購入ペース縮小に関する議論はするが、今はそれが焦点ではないと発言したことで、米長期利回り低下、ドル安がNY金の買い意欲旺盛にさせたようです。以前私は、NY金1900ドルを超えていくだけの材料がないため、押し目を狙う方が良いとしました。しかし、金そのものに勢いがあるため、6600円以下のロスカットを設定し、買っていくのも良いでしょう。値ごろ感で買えないのならば、ここは様子を見ておいた方が良いと思います。貴金属の主役は「金(キン)」になります。
大証トウモロコシは、上値の重い展開となっております。5月18日にコメントしたように、「高値覚え」の相場になっており、続落しております。作付け進捗率が平年を上回り、生育に適した天候であるため、戻りは未だ売られやすくなります。おそらく、来月の米農務省需給報告までは戻り売りの展開が予想できます。その発表で、5月の数字より上方修正した場合は、天候相場の安値を出し切る可能性があります。今は、引き続き6月~7月の戻り高値を狙っての売り待ちが良いでしょう。
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