プラチナは、ファンドの売りに抑えられている!?

NY白金は、未だファンドの売り攻勢の中にいます。1200ドル以上ならば、買戻しが入りやすい一方で、再び1200ドルを下回るとパラパラと売り物が出ているように思えます。そのやり取りの中で、相場が狭いレンジで動いております。昨日もコメントしましたように、上海プラチナウィークが、相場へどのように影響してくるか確認したいと思います。

とは言え、今はNY金も上昇し始め、パラジウムは高止まり、、ロジウムやニッケルも堅調に推移し始めていることを考えますと、NY白金は割安に思えます。しかも、昨年バイデン大統領が誕生したことにより、クリーンエネルギーが注目され、水から水素へ電解するためにプラチナが適しており、そのことがプラチナの底上げにつながっております。

昨年からの相場を見ましても、揉み合いの高値を更新するたびに、下値を切り上げているように思います。今週一週間の動きを見ながら、対処していきたいと思います。

大証トウモロコシは、5月26日もコメントしましたが、再び上昇してきております。私は、6月~7月に1年間の高値を打つと考えております。

こちらは、大証トウモロコシの日足チャートになります。5月米農務省需給報告前の価格に戻ろうとしております。つまり、その報告の弱材料は5月27日までの安値で織り込まれたように思います。天候相場が中盤であることや、実需の需要増加などが、相場を下支えしております。ただし、シカゴコーン新穀限月も6ドルを上回ってくるようならば注意しなければいけません。(過熱感が出始め、売りのチャンス到来)引き続き、戻りを待って対応していきたいと思います。

 

大証ゴムは、5月31日にコメントしたように、買いポジションを決済して正解でした。もうしばらくは、戻り売りで考えておくのが良いでしょう。しかし、220円台は弱気せずに、底固め後の買い場探しも良いと考えております。

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