本日は端的にコメントします。
やはり、大証白金は相場が反発すると売り物が出やすい状況になっております。水星逆行入りしたため、白金相場が上昇すると思っておりましたが、前回とは逆の動きになっております。ジョンソンマッセイ社の弱気な需給見通し、大証市場では金との価格差拡大による白金手じまい売り、大証白金は他市場に比べ割高であることなどが、相場の上値を抑えているように思えます。ここが修正されるまでは、売りも視野に入れておく必要があります。
商品全般的に市場は警戒ムードとなっておりますが、米国市場を見ますと過熱感はありません。金や白金に関しては、ファンドの買いで上昇している相場ではないため、テーパリング予想、インフレ警戒感が出たとしても、売り物は限定的と考えております。
大証トウモロコシは、昨日コメントした通りです。天候相場中盤であり、5月の需給報告で理想的な数字が出たため、11日の報告では下方修正される可能性があります。下方修正の数字次第ですが、大幅下方修正ならば、シカゴ新穀限月も6.5ドルまで上昇すると予想。
大証金は、まだ突込んだところは買い拾われると予想しております。昨日もお伝えしましたが、ETFだけで相場を組み立てるのは危険です。中央銀行のまとまった金購入が、相場をサポートすると予想しております。ただし、FOMCを控えているため、吹き値は利食いも視野に入れておきましょう。
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