大証白金は、本日大幅安となりました。昨日もコメントしたように、大証白金相場は売り手市場になっており、買いチャンスがありません。昨日割高を指摘しましたが、本日大証白金は現物価格と同値になり、割高は解消しました。しかし、一番安価なNY白金の力強さがないため、上値は重いと考えるべきでしょう。
大証金は、先週一週間で一般投資家の買いが増加したこともあり、下押しも意識しておく必要があります。しかし、昨日もコメントしましたが、基本的な流れに変化はなく、下押ししたところは買い拾いを考えていきたいと思います。下押しして買えないのが一番良くないため、そのような動きに動じないようなポジション取りをしておくのが良いでしょう。
明日、米農務省から需給報告が予定しております。トウモロコシの事前予想は、生産高150億1800万Bu(前月数字149億9000万Bu)、期末在庫14億1400万Bu(同15億700万Bu)、単収180.8Bu(同179.5Bu)となっております。数字だけ見ますと、大大豊作の数字ですが、やはり需要面(輸出、飼料用)が重要と考えております。この数字は、ほぼ相場に織り込まれているため、事前予想よりも下方修正した場合は、高値更新もあり得ます。
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