ようやく、利上げ前倒し観測による暴落相場のリバンドが一巡したように思います。
NY白金における今週のファンドのポジションを推測しますと、再び取組みが減少しており、恐らくファンドの買戻しが消化していたように思います。しかし、金にも言えることですが、利上げ前倒し観測が払しょくしたわけではなく、しかもFOMC後の暴落相場により、買い方ファンドは損失を被ったため、すぐに買いなおすとは思えません。本日と明日は四半期末の手じまい売りが出やすいタイミングではありますが、来月までは以前から指摘していますレンジ相場で対応するのが良いと考えております。大きな逆張り相場。
大証トウモロコシは、明日発表の四半期在庫を警戒しての買戻しが入っているように思います。ただし、2回天井を付けている相場なだけに、ここは強気せずに売り対処が良いでしょう。米国気象庁によると、7月4日から8日まで天候、土壌水分不足のアイオワ州は気温平年並み・降雨量平年を上回る見込み。ミネソタ州は気温平年を上回る・降雨量平年を下回る見込みとなっております。高温乾燥が警戒される時期ではありますが、この予報を見る限り、あまり警戒する必要はないと判断しております。
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