米雇用統計の発表までは、売り有利の展開か!?

本日も貴金属全般、大幅続落となりました。

まだ、下値不安があると考えております。NY金は、以前から指摘しています1750ドルまで下落しております。ここを弱気する必要はありませんが、米雇用統計の数字次第ではファンドの手じまい売りが予想でき、1750ドルを一時的に下回る可能性があります。そのため、米雇用統計までは戻り売り有利と考えております。

 

 大証白金も同様です。なんで下げているのと聞かれますが、NY市場で数日前に1100ドル台まで戻した理由も分かりません。つまり、1100ドル台から見ると下落していますが、仮にその反発がなかった場合、今の価格はFOMC後の適正水準、若しくはやや買われすぎになります。私自身、さらに売り叩かれるとは思いませんが、上昇するには下落幅、日柄不足であるため、もうしばらくは売り有利な展開と考えておいた方が良いでしょう。

 

 大証トウモロコシは、本日発表の米農務省四半期在庫の数字を、既に織り込んでいると考えております。市場の予想平均値は、42億400万Buであり、前年に比べますと8億Buほど少ない数字です。しかし、作付推定面積予想は9381万8000エーカー(3月発表9114万4000エーカー)であることから、今回の発表は四半期在庫よりも作付推定面積の数字に反応しやすいように思います。作付推定面積が予想通りならば、再び売り圧力が強まることでしょう。

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