以前からお伝えしていますように、大証白金はもうしばらく下値模索・レンジ相場と考えております。以前のコメントをご参照していただきたいのですが、未だ3600円~4000円レンジと予想しております。
本日は、お客様からもご質問がありました日柄ついて説明したいと思います。いつ底を打つとか、いつ上昇するとか言う専門家の方がいると聞きますが、正直まったく参考になりません。そんなことは分かれば苦労しません。
今回は、マクロの視点から少し考えていきたいと思います。大証白金週足チャートをご覧ください。昨年のコロナウイルスショックで大証白金は1843円まで下落しました。まさにショックでした。そこから20週間上昇し続けたわけですが、高値を付けてから7週目に安値2816円を付けたことになります。ただし、そこから①6週間レンジ相場が続きました。これが日柄です。
次に、今回の上昇相場と現在の日柄を見たいと思います。上昇スタートしてから16週目に4524円の高値を付けました。安値からなら22週目です。その後4000円~4400円のレンジを12週間演じ、現在の下落相場に繋がっているわけです。2番目の高値から②6週目に3617円の安値を付け、現在に至るわけですが、その安値を付けてから③2週間しか経っておりません。前回は6週間底固めをした経緯がありますので、正直底固めといった話にはなりません。そのように考えますと、少なくともあと3週間はレンジ相場が必要かと思います。
相場は自分の思うようにいかないことが多いため、休むのも相場であり、逆張りトレードに専念するのも相場です。日柄をかけて上昇し始めるタイミングだけ押さえておけば良いと考えます。
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