大証白金は、やはり上値の重い展開となっております。先ほど17時ごろは、他市場との価格差はほとんどありませんでしたが、今はまだ5円ほど割高となっております。昨日のコメントを参照してください。割高ということは、市場が大証白金を弱気していないということであり、そのような相場の上昇幅には限度があると考えております。そのため、今はガンガンの強気はせず、買うタイミングを狙っていきたいと思います。
大証ゴムは、押し目買い方針です。7月10日時点の国内生ゴム在庫は、前旬比601トン減少しておりました。出庫が前旬比増加したことから、このような結果になりました。そのことが大証市場の底上げになっていると思われます。ただし、上海ゴム在庫は依然として増加しているため、上海ゴムの上値は重くなると予想しております。そのように考えると、高値を買う理由はありません。押し目を待って買い拾うのが良いでしょう。
NY金は、以前予想していたように1790ドルまで売られました。正直、6月のFOMCでタカ派的な見方が浮上したことで、NY金相場は上値が重くなっております。本日からFOMCが2日間の日程で開催します。ネガティブサプライズにはなりにくいと思いますが、昨日も指摘したように、いつテーパリングの議論が開始するかがポイントになると思います。そこで市場が再びテーパリングに意識が向くと、NY金は下がりにくくなると予想しております。
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