やはり、昨日指摘したようにNY白金1000ドルが心理的な節目になりました。
こちらはNY白金5分足になります。昨日1000ドルを上回った時点のチャートになります。1000ドルを上回ると、まとまったファンドのショートカバーが出ると予想し、昨日はそのような動きになりました。次のターゲットは、NY白金1050ドルですが、昨日も指摘したように、早い段階でこの価格を上回ることは困難と予想しております。
大証白金7月16日に付けた高値4027円から、8月10日安値3455円までの572円下落に対し、3分の1戻しで3673円が当面の目安になると予想しております。早い段階でその水準を上回るようならば、短期売りも有効でしょう。
7月26日大証トウモロコシのコメントにて、予想レンジ34800円~33500円としましたが、今月12日の米農務省前に、期末在庫減少予想が出ているため、テクニカルが強気に推移しております。つまり、もう一段高もあり得るため、ここは弱気せずに12日の発表を待つのが良いでしょう。
NY金は、早い段階で1750ドルまで反発しております。予想以上に早い段階での反発ですが、先週の米雇用統計の良好な数字、26日のジャークソンホールでのFRBパウエル議長講演を控えていることに加え、ビックプレーヤー不在ということもあり、今回の反発は売られすぎの反動と考えております。基本的に弱気しているわけではなく、昨日も指摘したようにいずれ金は上昇すると予想していますが、今回の下落のダメージは大きいものであると考えております。そのため、高値を買うだけの余力がなく、やや日柄が必要になると思います。よって、買うタイミング狙いで臨みたいと思います。
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