FOMCを受けて、今後の相場は!?17:31

FOMCはタカ派的な内容でした。

 1,資産購入ペースの減速(テーパリング)が近く正当化される。2,FOMCメンバーのうち、2022年利上げ開始を予想した人数7人⇒9人増えた。3,2023年の利上げ回数予想も2回⇒3回に増えた。

 その影響から米国債長期利回り上昇、ドルも一時的に上昇したものの冷静な動きをしております。

 NY金は、今回のFOMCを受け1770ドルを維持できなかったため、本日売り叩かれることとなりました。もうしばらくは膠着状態のように思います。1750ドル以下を弱気する相場か否かは正直分かりませんが、今のところは買い進む相場ではないと考えております。今は短期トレードに心がける方が良いでしょう。

 

 大証白金は、まだダウントレンドの中で推移しております。ダウントレンドのポイントは、会員サイトで確認してください。ここ2日間のNY白金上昇は、ファンドのショートカバーによるもの。しかし、新規買いが入っていないため、高値では売り圧力が強まり、失速してしまいます。

 本日の大証白金を見ても、8月中旬から1か月近くもみ合いを見せたため、ヤレヤレの売り物が相当出ていたように思います。そのため、もうしばらくは、その売り物を消化できるか(売っても下がらない相場になるか)、それとも再び売り叩かれるのか、確認する必要があります。世界的な自動車メーカーの減産や投資家の離散で、先日までプラチナは売り叩かれましたが、中国の需要が衰えたわけではありません。私個人的には、大証白金は再び上昇トレンドを形成すると予想しております。

 

 日経225は、前回指摘したように30000円台を回復しました。まだ、弱気する相場ではありません。29500円~29600円は再度買われると予想しております。その繰り返しが、価格上昇するにしても、下落するにしても必要な値動きになります。

FOMCでタカ派の内容にもかかわらず、金融商品全般堅調な動きをしていたように思います。詳しい内容に関しましては、080-4653‐1003までご連絡ください。会員も随時募集しております。

 

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