貴金属の方向性が定まっておりません。強いて言うのならば、米長期利回りが上昇しているうちは、上がらない、若しくは上値が重いということになります。ただし、ここ数日間、米長期利回り上昇にもかかわらず、VIX指数は低下しております。今年3月に米長期利回りが1.7%台まで上昇した時は、瞬間85ポイント台までVIX指数が上昇しました。つまり、今回の利回り上昇は、以前のような警戒心はないのかもしれません。とは言え、貴金属全般買い妙味はありません。チャンスが来るまで待つか、戻ったところを軽く売ってみるかが無難でしょう。
日経225は、先日コメントしたように29400円台で買い拾いました。この買いは、30000円手前で利食いを考えております。昨日大幅下落した後遺症が、今も残っていると考えております。ただ、自民党総裁選が終了し、岸田自民党総裁が誕生したことで、最初のうちは岸田内閣に期待する向きもあり、日経225が売り叩かれにくいと考えております。しかし、日経225が29200円を割り込んだ場合は、買い玉撤退した方が良いでしょう。
本日は、曖昧なコメントになりました。私自身、方向性を見極めるまで、様子を見ております。お困りの方は、080-4653‐1005までお問い合わせください。