本日の大証金は、先週末コメントしたように、上昇に対する一服感となりました。やはり、未だ心理的な節目1800ドルの壁を上抜くことはできませんでした。ただし、この水準は、売り方も買い方も意識しておくべきでしょう。上抜けた場合は、大相場に発展しやすくなると思います。しかも、私自身、金は買い方針で考えております。前日の陰線で、相場の上昇力は若干低下しましたが、私の予想では6400円は下回らないと考えております。
大証白金は、金安、株安が、相場を下押ししたように思います。しかし、今回の大証市場では一般投資家は強気しておらず、NY市場でもファンド売りポジションの解消は出たものの、新規買いが入っている様子はありません。つまり、上昇余力は残っているということになります。
こちらは、大証白金8月限の日足チャートになります。以前にも掲載しましたが、8月限発会後の高値は3622円、安値は3185円になります。つまり、437円下落したことになります。10月11日に、その3622円を上回ったことで、下げ幅の倍返しも想定できます。これは、あくまでも目安にしかなりませんが、437円の倍返しである874円安値から上昇しますと、4059円が当面の目標価格になると考えております。
<森を見て、木を見る!!!>
相場はマクロからミクロ、ミクロからマクロを繰り返し見る必要性があります。つまり、大勢観を持ちながらのトレードを心掛ける必要があります。いつもならば、週足を見ながら日足の説明をするのですが、今回は日足を見ながら60分足の説明をしたいと思います。
日足では、10月8日にやっとダウントレンドが終了しました。そのため、全てのテクニカルにおいて買いに転換したことになります。つまり、何か月続くか分かりませんが、今は買いの流れということになります。これが森です。
続いて、木の部分です。60分足は、先週金曜日13時にMACDが売り転換、本日18時にEMAも売りに転換しました。つまり、下押しの可能性が出てきたことになります。買いで考えている方は、手持ちの買い玉を減少させるか、若しくは手持ちの買い玉を維持し、買うチャンスを狙うかになります。今買う必要性はないということになります。60分足が買いに転換したところで、買い進むのが良いでしょう。
先週末のコメントでは、今週火曜日までに上昇した場合は、いったん買い玉利食いと指摘しましたが、今の状況では、買い玉維持しながら買うタイミングを待ちたいと思います。
本日か明日には、会員サイトでMACDの見方をご説明いたします。テクニカルは、色々見ても仕方がありません。自分の分析を確立した方が良いと考えます。必要ないテクニカルもありますので・・・。
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