先週末の大証白金のコメントでは、大証金の影響が大きいためテーパリングを意識した動きと判断し、本日は株高と気候変動サミットへの期待感で堅調に推移したと判断しております。当然、大証金の影響もゼロではありませんでしたが、大証金が売られても下げ渋りを見せた本日の大証白金を評価したいと思います。本日の動きを見ますと、底堅く推移したと思います。話は前後しますが、私の予想ですが、先週末は11月2日、3日に開催するFOMCでのテーパリング決定を睨んだ動きとなり、本日は11月1日、2日のイギリスで行われる気候変動サミットを好感した動きのように思います。
再三お伝えした大証白金3750円、NYプラチナ1030ドルを現時点で上回っており、この水準を11月4日以降も維持できるようならば、押し目確認と判断し、さらに買い増しを考えていきたいと思います。
大証金は、相場の分岐点でもある6500円を下回り、買い玉ロスカット、若しくは両建ての売りが成立したと思います。基本は買い方針ですが、FOMCを通過するまでは、ポジションを偏らせない方が良いと考えております。下振れの可能性もあり、注意していきたいと思います。
日経225は、昨日行われた衆院選で、自民党単独で絶対安定多数を確保したことから、恐らく先週末にヘッジ売りを仕掛けた大口投資家の買戻しにより、本日大幅上昇したと考えております。ただし、自民党は特別な公約を掲げていないため不安は残りますが、とりあえずビックイベントが無事通過したこともあり、私の予想では29000円まで下がるより、30000円台まで上昇する確率の方が高いと考えております。今は静観しておりますが、押し目があれば買い拾いたいと思います。
本日は、大証白金押し目完了の可能性、日経225上昇期待、大証金下振れ不安の可能性をお伝えしました。相場へのご質問、ポジションのご相談は080‐4653-1005まで、お気軽にご連絡ください。会員募集しております。お客様には、随時ライン、メールで情報を送信しております。