昨日の大証白金は、NYダウ高値更新、気候変動サミットへの期待感で上昇したと考えております。ただし、次はFOMCが控えております。テーパリング決定は既に相場へ織り込まれており、インフレに対するFRBの姿勢や、今後の金融政策に対し、マーケットがどう評価するか確認する必要があります。大証白金が大崩れするとは思えませんが、今後の相場の展開を予想するうえで、11月4日の値動きが重要になります。ここは無理せず、買いポジションを維持したまま、11月4日を迎えたいと思います。
大証金も同様です。本日は、米長期利回り低下、ドル安にもかかわらず、NY金時間外取引は1800ドルを上抜けることができませんでした。当然、FOMC前ということで、市場も静観しているように思います。本日、米長期利回り、ドル共に低迷していたため、FOMCでテーパリングが決定した場合、両金融商品が一時的に反発し、その反面NY金が低下する場面もあるかもしれません。そういった状況であれば、新規買いも考えていきたいと思います。11月4日、NY金が下がらずに反発した場合は、その反発の度合いを見ながら検討したいと思います。
日経225は、昨日もコメントしたように、30000円を目指すと予想しております。ただし、昨日NYダウが高値更新したにも関わらず、日経225がプラスサイドで取引終了できなかったことを考慮すると、いったん〇〇〇〇〇円までの押し目があるかもしれません。そのような押し目があれば、買い拾ってみたいと考えております。
すべての金融商品に言えますが、今回のFOMCは重要です。そのため、FOMC前にいろいろ予想するより、その発表を受けマーケットの反応を確認・評価し、今後の展開を予想した方が効率良いと考えます。もし、その評価が困難だという方は、11月4日に080-4653‐1005までご連絡ください。