昨日は、東京白金のコメントで、東京市場における一般投資家の人気が買いに回っていることから、ここからは徹底的に売りとお伝えしました。会員サイトでも〇〇〇〇円以上で売りと指示しました。白金は売り玉を仕込み様子見とします。簡単に白金のコメントをするのであれば、今の上昇・反発は、南アの鉱山スト懸念が浮上しているからです。そのため、私も予想していなかった3600円を瞬間上回りました。ここからは売り対処。
東京金は、NY市場で思いのほか上昇しました。昨日、米国市場で8月のISM非製造業指数が51.4と予想(54.9)を下回り、2010年2月以来の低水準に低下したことを受けて、9月利上げは見送られるのではとの見方から、ドル安・NY金高となりました。ただし、好不況の分岐点である50%は維持しています。
さて、FRBは9月に利上げをするのでしょうか!?せっかく、先月の経済シンポジウムでFRB議長イエレン氏、副議長のフィッシャー氏が利上げに関してのコメントをマーケットにアナウンスしたにもかかわらず、今月発表されました米雇用統計や昨日のISM非製造業景況指数が事前予想を下回ったことから、再度利上げに関してマーケットに浸透させる策は振り出しとなりました。これで、9月20日・21日のFOMCで利上げがなかったとしましても、サプライズになることはないでしょう、ただし、利上げをすることで市場に混乱を招くため、9月の利上げは今のところ見送られる可能性が高くなりました。
それならば、東京金はどうでしょう。ドル円は104円をタッチしてから失速、NY金は1300ドルを割れずに1305ドルで買い拾われました。これはあくまでも9月利上げ確立20%から30%に引き上がったため、仮に9月がないとしましても12月の利上げ確立は50%であるため、12月に近づけば近づくほど、NY金は売り叩かれやすくなることでしょう。その時のドル円の反応も気になるところですが、NY市場で1300ドルを下回れば一気に市場は弱気に傾くため、そうしますと東京金で〇〇〇〇円まで再度売り叩かれると予想しております。
つまり、目先は逆張り4300円台での行ったり来たり相場、9月20日以降再度売りを意識した動きになることでしょう。
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