昨日指摘したように、プラチナスポット価格は20時(11月25日)に1000ドルをタッチし、その後売られることとなりました。ただし、現時点(9時30分)で大証白金は、スポット価格に比べ割安になっております。
しかし、昨日も指摘したWPICプラチナレポートを無視するわけにはいきません。そのように考えると、底堅い相場と考えるより、上値が重い相場と考えた方が無難です。今は、売りに意識を持ちながら、再びスポット価格が950~960ドルまで下落した時に、買い仕込みできるような資金配分を考えたいと思います。おそらく、スポット価格が低水準になると、中国実需筋の買いが入りやすくなるため、そのようになった場合は弱気せずに中期スタンスの買いを入れるのも良いと考えます。
ちなみに、昨日リバンド狙いの買い玉は、すでに利益確定しました。
昨日、日経225を新規売りしました。ただし、朝一番で利食いしました。先日もお伝えしたように、NYダウ反発、円安にも関わらず、30000円を上回れないということは、いったん売り込ませる相場が必要と考えております。弱気をさせることにより、その反動で上昇に勢いをつける必要があると考えております。そのため、もう一段安も想定しておく必要があります。
大証金は。私の予想ですが、6700円~6500円のレンジで動くと考えております。ここにきて、インフレ率が下がり、相次ぐ要人発言により、海外ファンドは高値を買いにくくなっております。むしろ、NY市場で1800ドルを割り込んだため、手じまい売りを出してくる可能性があります。そのため、その売りがある程度消化しない限り、上値は重くなると予想しております。
全体に言えることですが、今は買いの考え方は伏せたいと思います。
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