本日のマーケットは、ご存じのように、イギリスでオミクロン株に感染し、その後死亡を確認したということで、一気にオミクロン株への警戒心が強まったようです。
さて、本日からFOMCが2日間開催いたします。テーパリングのスピードを速め、来年何回利上げを行うべきか注目されます。すでに、来年3月までにテーパリング終了、そして2~3回の利上げは織り込まれていると考えておりますが、果たして市場の反応はいかに!?
当然、FOMCでタカ派的な内容が出ることは、誰しもが分かっていることであり、そういう状況下でファンドの新規買いが入るとは思えません。しかも、発表後に反発したとしても、ショートカバーによるものであり、売られやすい状況には変わりありません。(大証金、大証白金に関してのコメント)
今回、金と白金で明暗が分かれました。今回のオミクロン株で死者が出たことで、米国長期利回りが低下、その一方でNY金が堅調に推移しました。白金の場合は、オミクロン株で死者が出たことにより、今後の経済に悪影響をもたらすのではないかということで、大幅下落となりました。しかし、NYプラチナを見ますと、11月24日に南アでオミクロン株が確認されてから、916.7ドルが安値になっております。しかも、ファイザー社のワクチンは有効であり、感染力が強くとも重症化しにくいということもあり、余程の悪材料が出ない限り、NYプラチナ910ドルを下回ることはないと考えております。ただ、その一方で、やはり950から980ドルでは上値が重くなると予想します。
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