大証白金の3600円は、未だ上値の抵抗になると考えております。本日は、欧米のクリスマス休暇により、海外市場休場であるため、日中取引では新補発会による乗り換え相場となりました。
やはり、プラチナスポット価格が950ドルを上回ると、上海プラチナの出来高も閑散となり、高値を買う動きは見られません。その一方で、NYプラチナ市場ではショートカバーから昨日も2万5000枚ほどの出来高となりました。ここ2日間は20000枚を超える大商いとなっております。しかし、何度もお伝えしているように、ファンドのショートカバーだけでは一時的な上昇にすぎず、さらに上昇するためには新規で買う材料が必要になります。ただし、今そのような材料はありません。そのため、新規買いは下がるまで待ちたいと思います。私の新規買いしたい価格は、3500円前後です。
本日朝方まで取引していましたNYプラチナとプラチナスポットの価格差は、NYプラチナ価格の方が2ドルほど高くなっておりました。これがショートカバーを意味する動きと判断しております。ちなみに、スポット価格を円換算しますと、3560円~3570円であったため、本日の朝方の大証白金は、30円~40円割高でした。プラチナスポットに比べ割高を買ってはいけません。
大証金は、引き続き押し目買いスタンスです。2日前の水曜日、NY金市場ではファンド買いが入ったように思います。そのため、1800ドルを維持し始めております。米長期利回り・ドル上昇しているにもかかわらず、NY金が買われるということは、1700ドル台は安いと判断しているのかもしれません。とはいえ、本日欧米市場は休場であり、来週月曜日・火曜日は欧州市場がクリスマス振替休日であるため、29日の欧米市場からが本来の動きと考えております。年末でもあるため、引き続き枚数は抑えてトレードしましょう。
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