金と白金は、堅調に推移している。18:18

本日も昨日に引き続き相場は、リスクオフの動きになりました。特にここ最近材料視されているのが、沖縄の新型コロナ感染者拡大です。午前中に、沖縄で新型コロナウィルス感染者が1400人を超える見通しと発表してから、日経225先物に売りが広がったようです。マーケットは、オミクロン株の軽症化を横に置き、感染者拡大をネタに売ってきているように思えます。ということは、マーケットは悪材料を重点に動いていることになります。やや、注意しながらトレードしていく必要があります。

 さて、日経225ですが、昨日海外投資家3社が先物を大量に売ってきました。その影響から、本日も売り叩かれる場面があったように思います。昨日今日と大量に売ってきているため、上値が重くなっております。しかしながら、時間軸では28200円~28000円は売られすぎです。日足チャートでは今のところ強気はできませんが、とりあえずリバンド狙いで買い拾ってみたいと思います。

 大証金は、高値を買う相場ではなくなりました。昨日のFOMC議事録で、予想以上のタカ派の内容だったため、そのことを価格が織り込まないといけません。昨日もお伝えしたように、NY金の昨年12月14日安値1766ドル、翌15日安値1753ドルを試す可能性があります。ただし、唯一その時と異なるのは、ドル円です。その時のドル円は、113.50円で今よりも2円円高でした。為替だけで考えると、昨年12月15日に比べて約120円差が出ます。つまり、昨年12月15日の大証金安値は6445円であり、その価格よりも120円高い価格が、今回の下値目安と考えております。(下値目安と押し目買いの価格は異なります。)私自身は、6600円前半から買い拾っていきたいと思います。

 大証白金は、NY市場でファンドのショートカバーが一巡したため、上値が重くなってしまいました。しかし、前回もお伝えしたように、下値も深くはないと考えております。本日の大証白金を見ますと、日経225がズルズル安くなったにも関わらず、堅調に推移していたと思います。これは、中国実需の買いというよりは、ファンドが今年に入ってプラチナ売りを見送っているからだと思います。もしかすると、プラチナにとって好材料が出てくれば、新規買いをしてくるかもしれません。来週の動きに注目し、新規買いをしていきたいと思います。ちなみに3600円を超えてくると、相場は強気になると予想します。

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