株安が、金融相場の上値を抑えた。17:44

 昨日コメントしたように、日経225は28000円を死守できず、27300円台まで下落しました。日銀金融政策に対する不信感・不安感や、国内で新型コロナ感染者拡大が売りネタになったようです。

 それにしても、大証金・大証白金は堅調に推移したように思います。米長期利回り上昇により、NY金は1800ドル割り込む可能性がありましたが、今のところ踏ん張っているようです。米著名投資家が、3月に0.5%の利上げを予想していることから、米長期利回り上昇、NYダウ下落になりました。その分リスクヘッジにより、投資資金が金へ流入したのかもしれません。ただし、まだ下振れ懸念があるため、注意は必要です。ここは様子を見たいと思います。1800ドルを仮に割り込んだ場合は、買いで臨むのが良いでしょう。

 大証白金は、昨日のコメントで3560円を下回ると、もう一段下落すると予想しましたが、3539円までしか下がらず、その後3600円台まで上昇しました。正直のところ、3520円台で買い待ちしておりましたが、そこまで下がらずに3570円まで上昇したため、慌てて買ってみました。先週末までは、NY市場におけるファンドのショートカバーが入っておりましたが、昨日のNY市場では、ファンドの新規買いで上昇したように思えました。ただし、せっかく3600円台まで上昇しましたが、株安を受け、大証市場はやや軟調に推移。しかし、本日の動きを見ますと、一番堅調に推移していたように思います。騙され覚悟で、3500円台買い拾いとします。株価が安定した場合、爆発する可能性があります。

 日経225は、かなり売られすぎました。正直ここまで下落するとは予想しておりませんでした。ただし、移動平均線との乖離や回帰トレンドを見ますと、売られすぎの更に売られすぎ状態になっております。いったんは、〇〇〇〇〇円まで反発しても不思議ではありません。(〇のヒント:窓埋めの手前です)よって、リバンド狙いの買いで臨みたいと思います。

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