大証金、私の予想レンジ引き上げ。18:05

  昨日日本時間21時に、イングランド銀行が0.25%利上げしたことや、ECBラガルド総裁のタカ派発言により、イギリスポンド、ユーロが上昇。その一方で、ドル、円が下落しました。

また、英中銀金融政策委員会(MPC)議事録で、4人が0.75%への利上げを主張。かなりのタカ派内容だっただけに、欧州株式市場が下落、それにつられNYダウも500ドル以上安くなり、日経225は27000円を割り込むこととなりました。

 【日経225】

 来週、日経225のマイナーSQがあります。海外機関投資家は、オプション取引のポジションを縮小させ、27250円~28000円を想定したポジションを維持しているようです。昨日、買いポジションを一部解消させたことで、本日新規買いしてみました。会員サイトでも掲載しましたが、60分足のテクニカルが買い転換したことで、新規買いの意識が強まりました。恐らく、来週はもう一段高があると予想しております。なぜならば、英国の利上げ、ECB総裁のタカ派発言、米国経済指標悪化にも関わらず、27200円を上回ったことは評価に値すると思います。恐らく、海外投資家も売り叩けなくなっているように思います。基本買い方針継続です。

 【大証金】

 昨日、大証金6605円で新規買いが成立しました。 

 昨日のNY市場を見ますと、NYダウが200ドル以上下落スタートしたことで、NY金も売られ始め、米ISM非製造業景況指数が昨年2月以来の低水準となったことから、NYダウ・NY金ともに買戻しが入り、NY金はⅤIⅩ指数上昇もプラス要因になったようです。ここからは、目先あまり上値を追わず、押し目買い方針です。恐らく、少しずつ米国金ETFの残高が減少する可能性があります。そのため、1820~1830ドルは上値が重くなるかもしれません。ただし、先日からお伝えしていますNY金市場におけるファンドの手仕舞い売りは、徐々に弱回ってきているように思えるため、投げ売り(買っているものを手仕舞い売り)による下落は一巡したようにも思えます。以前、大証金予想レンジを6600円~6700円としましたが、6650円~6750円引き上げて考えたいと思います。

 【大証白金】

 大証白金は、基本買い方針継続です。ただ、少し上値の重さを感じてしまいます。このまま時間が経ちますと、3700円どころまで突っ込む可能性もあり、買いポジションを維持しながら、少し様子を見たいと思います。今月は、ジョンソン・マッセイ社からPgmレポートが公表されることや、2022年2月限の納会も控えているため、相場の起点になる月と考えております。来週からは中国が市場に戻ってくることも、少し期待したいと思います。今は、NY市場におけるファンドポジションが大きく動いていないため、このようなレンジ相場になっておりますが、チャンスが来たときは買い増しを検討したいと思います。詳しくは、会員サイトにて。

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