大証白金、1000ドル割れず、再確認。17:49

【大証白金】

大証白金は、昨日コメントしたように、3700円前半で新規買いしてみました。予想通り、大証白金の上値が重く、3700円を瞬間割り込みました。割り込んでから戻った(反発)のを確認し、新規買いしてみました。

 このチャートは、NYプラチナ日足になります。昨日も指摘しましたが、私の予想では①の期間、ファンドは新規売りをしていたと思います。ただ、米国CPIを控えていることや、インフレ懸念でゴールドが上昇していたことで、NYプラチナ1000ドルを割り込むことが出来ず、何らかの買いによって、昨夜22時30分以降上昇したと思われます。これで一つ言えることは、1000ドルを割り込むのが出来なかったということです。それを再確認しました。

 しかしながら、まだレンジ相場を上抜けたわけではありません。大証市場終値ベース3800円台、NY市場終値ベース1040ドル以上を付けない限りは、レンジ相場継続ということになります。今の大証白金レンジは3700~3800円、NYプラチナは1010~1040ドルでの動きです。かなり狭いレンジでの揉みあいとなっております。

 もし仮に、大証白金が終値ベースで3810円を付けた場合、3800円~4000円レンジに移行すると考えております。私自身、その相場に期待し、買いポジションを維持したいと思います。

【大証金】

 大証金は、やはり上昇してきました。買い方針は継続です。会員サイトでも述べたので、若干割愛します。今回の相場は、インフレヘッジの買い、ウクライナ情勢・地政学リスクによる買いがメインになっているように思います。米長期利回り2%目前、ドル高は、今のところ影響がないように思います。しかも、以前ファンドが手じまい売りをし(先月末から今月初旬)、それがほぼ完了したとお伝えしましたが、先週末のCFTC建玉明細でファンドが新規売りしていたことが判明。恐らく、その買戻しも入っていると思われます。ただし、私の予想ではファンドは新規買いしていないように思えます。NYゴールドの取組みが増加していません。裏を返すと、ファンドの投げ売り(転売)が出にくいということ、自然現象で上昇しているということになります。

 ただし、明日の米CPIは注意したいと思います。考えられることは、市場予想の7.3%(前年同月比)を上回った場合、インフレヘッジで更に買われるか、それともFRBが金融引き締めを急ぐという思惑から金が売られるか、注目したいと思います。どちらに反応するかを確認する必要があります。

【日経225】

日経225は、朝方の会員サイトで利食いポイントを伝え、その通り利食いできました。基本は、買い目線です。本日は、恐らく明日SQを控え、最終売買日であったため、ポジション調整で反発したように思います。メインは、3月限になります。私の持論ですが、相場が下落するときは、弱気させないものです。このように強気も弱気も交錯するときは、相場は一方向に動きにくくなります。しかも、徐々に下値を切り上げていることを考えると、売り方も苦しくなっているように思います。よって、来週以降、再びポジションを持ちたいと思います。

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