東京金は、引き続き戻り売り方針と考えております。本日は、ブレイナードFRB理事が講演で、利上げを急ぐことに対し警戒感を示したのを受けて、FRBが来週利上げに踏み切るとの観測が後退したことから、NY金が時間外取引で反発しました。ただし、この戻りは売りで考えていところ。再三述べていますように、利上げをしない限り、当面利上げ観測は浮上、その都度売られやすいのは事実。ドル円が100円~103円で落ち着きを取り戻したとしましても、NY金が1300ドルを下回ると、一気に下げが加速。価格が戻ると、誰しもが安値で買えなかったことに後悔する。後悔することにより、上値でも買いを考えてしまいがち。おそらく、東京金の底打ちは点の動きと考えております。その点で売り玉を利食いすることができれば最高です。
東京白金は、やはり3300円台まで下げてきましたね。会員サイトでは、3300円台まで再度売られるとコメントし、売り玉を利食いした方もいたと思います。しかしながら、昨日上海白金での出来高が通常よりも多かったことから、実需筋の安値買い拾いが出ているようです。そうなりますと、戻りは当然限定的であるものの、ここからの突っ込みを弱気する必要はないでしょう。ここからは売り玉の利食いを視野に入れておくのが良いでしょう。
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