大証白金、2か月前に比べ、大幅逆ザヤ。18:15

朝方公表のFOMC議事録は、皆様は既にご存じかと思いますが、FRBはインフレ抑制のため利上げを開始する意向ですが、決定は毎回の会合ごとに行う方針であることを示唆。物価上昇が根付き、雇用が力強い中、金融政策を引き締める時期が来たとの考えが示されていたことが分かりました。同時に、決定は毎回の会合で実施するデータ分析に左右されるとの見方が示されました。
 昨日もコメントしましたが、市場がタカ派に意識が傾いていたため、ハト派ではないものの、金融商品に安心感が広がったようです。

 

 本日も大証白金についてコメントをしたいと思います。

 

その前に、簡単ではありますが、大証金と日経225日いてコメントします。

 大証金は、買い方針継続ですが、やや相場の踊り場が欲しいと考えております。つまり、勢いで上昇した相場は一服感となり、レンジ相場に移行すると予想しております。簡単に下げる相場ではないと判断しているため、当面は6850円~7050円のレンジ内で、トレードしたいと思います。

 日経225は、やはりトレンドに変化がないため、戻りは売られやすくなっております。本日昼頃、ウクライナ軍がウクライナ東部へ迫撃砲と手りゅう弾を打ち込んだと、ロシアメディアの報道により、NYダウが時間外取引で安くなり、日経225もつられ安となりました。ただし、私が見る限りでは、このような動きはウクライナ情勢懸念を織り込み始めていると考えております。おぜならば、織り込んでいない相場は、ズルズル下げるからです。戻る(反発)場面は、ほとんどないからです。日経225は、会員サイトでも述べていますが、もう数日間見極める時間が欲しいところです。

 

【大証白金】

 昨日のコメントで、大証白金はエネルギーを蓄積していると述べた矢先、本日大幅上昇しました。正直、たまたまですが、買いポジションを増やしていたため、ラッキーでした。私のブログをご覧いただいている方も、半信半疑で買っていただいていると思います。

 ここからは、難しくなります。値ごろとテクニカルの買われすぎが邪魔をしてしまいます。後悔するなら、利食いしておこうと思い、買いポジションをゼロにすると、買いにくくなってしまいます。正直、私は利食いして良いと思います。しかも、無理に買いに行く必要もありません。必ず押す(下げ)場面はあると思います。次にどこで買うかが重要です。

 こちらのチャートは、昨日も掲載した大証白金日足&ボリンジャーバンドになります。ボリンジャーバンド上下限の幅が広がり、相場が動き出す合図をしているように思います。私の持論ですが、そう簡単に下落しないと思います。ポイントは、本日の日中取引始値です。私は、始値近辺で買い、上がったので利食い、また下がったので買いました。2回トレードしたのですが、3850円割れはありませんでした。おそらく急所になると思います。ちなみに、こういう相場はファンドが買います。

 私自身は、ここからが勝負どころと見ております。ちなみに、3400円台、3710円台、3760円台は維持しており、3760円台のみ一旦利食い指値を出しております。

本日は、来週2022年2月限が納会し、2023年2月限りが発会するわけですが、昨年12月24日の時のサヤが、現在どうなっているのか検証したいと思います。

<2021年12月24日 2022年2月限発会>

2022年2月限 始値3599円⇒3965円     2022年8月限 始値3603円⇒3924円

2022年4月限 始値3618円⇒3945円     2022年10月限 始値3600円⇒3908円

2022年6月限 始値3598円⇒3924円     2022年12月限 始値3598円⇒3905円

 

 昨年12月24日の当先のサヤは、僅か1円でした。4月限だけが高かったのですが、6月限以降はほぼ同ザヤです。それが、本日の終値時点で、60円の逆ザヤに拡大しております。本日、お客様とも話しましたが、世界で一番大証白金12月限が安いということになります。このようなサヤで、2023年2月限が発会した場合、期先2本は同ザヤで推移すると思いますが、それ以外はサヤが出世するように思います。逆ザヤに・・・なしですね。

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