来月は、FOMCが重要。17:36

 これから、ロシアとウクライナが停戦交渉を行うということで、日経225が夜間取引時間反発しております。しかし、米国・日本・EUなどは、SWIFTと呼ばれる国際的な決済ネットワークからロシアを排除することで合意したため、簡単に停戦するか疑問。もうしばらく、外交交渉が必要になると考えております。

 

 日経225は、一先ず落ち着きを取り戻したように思います。日経225は、ウクライナ情勢不安で悲観的な動きを見せ、先週末はロシアとウクライナが交渉する用意があるの報道で楽観ムードになり、27000円目前まで買われました。本日は、ロシアに対しSWIFT合意で日本企業にもダメージを与えるということから、再び相場は悲観的になりました。しかし、私の見方では、その方が上昇しやすいと思います。ロシアとウクライナ問題が長引くことは、日本企業にとって良くありませんが、これ以上悪化しなければ26000円を割り込むことはないと考えております。そのため、徐々に下値を切り上げると予想しております。短期的には、会員サイトで述べた通りです。中・長期的には、買いチャンスが来ると予想しております。

 

 大証金は、もうしばらく不安定な動きを演じることでしょう。先週末指摘したように、2月25日のロウソクの中で、相場は収まっております。ただし、先週末公表のCFTC建玉明細を見ますと、ファンドの手仕舞い売りが一巡したとは思えません。つまり、短期的に売られやすい状況であることに変わりありません。7200円で買えなかった分、7000円であれば安く感じますが、勝負するところではありません。肩の力を抜きながら、トレードするのが良いでしょう。(相場は誰もが買いにくいとことが買いであり、誰もが買いたがるところは本当の買いではありません。)ここはロスカットを設定し、逆張りで臨むのが良いでしょう。会員様は、会員サイトをご参考にしてください。

 

 大証白金は、2月17日のコメント通りのように思います。

 https://first-traders.com/metal/7780/

 ↑2月17日の大証白金のコメントを参考にしてみてください。

 金も白金も未だ日経225と逆相関になっております。つまり、ウクライナ情勢によるものであり、もうしばらくは続きそうです。

 私自身、大証白金3800円台で買い拾っています。ただし、2月25日のロウソク足が上値を抑える可能性もあり、吹き値〇〇〇〇円あたりは利確も考えたいと思います。基本は買いスタンスです。

来月はFOMCが控えております。大方の予想は、0.25%の利上げでしょう。そのため、ウクライナ情勢も重要ですが、来月2日・3日のパウエルFRB議長の発言や、週末の米雇用統計、10日の米CPIの数字が重要になると思います。米CPIの数字を受け、金・白金が上昇した場合は、いったん買いポジションは利確したいと思います。

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