本日は、長文になりました。大証金・大証白金。17:54

 本日はコメントすることがいっぱい有りすぎて、何からコメントするか迷っております。

先ず初めに、昨日私のコメントをご覧いただき、大証白金を買った方、申し訳ございませんでした。私も2つのポジションが、ロスカットとなってしまいました。

 昨日の相場は、正直不気味なところはありました。その件に関しましては、後ほどコメントします。

 

 金・プラチナともに下落した要因を挙げますと、①本日トルコを交えて、ロシア・ウクライナの外相会談が進展するとの期待から欧州株が反発したこと。②大証金の証拠金が本日夜間取引から270000円(現状156000円)に引き上げられること。③原油価格が大幅下落したことになります。

 プラチナで言えば、昨日のWPICレポートがネガティブに受け止められたのかもしれません。

 日経平均で言えば、原油・貴金属価格などの値下がりにより、インフレ懸念が和らいだため、NYダウを始め大幅上昇となりました。

 

【大証白金、今までのイメージ。そして今後】

 私は、正直大証白金4400円を目標にしておりました。昨日、新規売り指値3390円に入れておりました。本日の米CPI発表後に上昇し、来週にかけて下がるイメージでしたが、結局昨日の価格が高値となりました。ここまで下落しますと、4300円まで上昇するのは至難の業になります。なぜならば、高値を覚えた相場は、安くなると万人が買いたくなるからです。万人が買うと、当然反対売買で売ってくるわけであり、すでに高値を買っている方も手仕舞い売りをしてくるため、先日上昇した何倍ものエネルギーが必要となります。そのようにイメージしますと、当面3900円~4100円レンジなのかもしれません。

 昨日の大証白金始値は4277円、終値3924円になりますので、353円の大陰線を演じたことになります。大陰線の3分の1戻しである4060円前後が、今回の下落に対する反発の目安と予想しております。

【呟き】

 大証金に関しましては、恐らく被害は少ないと思われます。しかし、証拠金が270000円にアップすると一般投資家は手が出しにくくなりますよね。ただし、この証拠金に慣れるしかありません。価格が上昇することによりボラティリティが高くなるため、証拠金が高くなるのは仕方がありませんね。

【大証金】

 話は、相場に戻りますが、NY市場で2000ドルを割り込んだため、本日の米CPIの数字次第で2000ドル回復するかもしれませんが、長続きはしないように思います。それだけ、ファンドも大きなダメージを負っていると思われます。そのため、大証金で言うならば、昨日の上昇をないものと考え、7470円あたりが急所のように思います。私は、大証金が当面の天井を打ったと判断しております。下値目安を予想するならば、7280円~7300円、7150円~7200円と考えております。いずれにしてもFOMCまでは、様子を見たいところです。

【プラチナに関して】

 昨日から世界のプラチナ価格がおかしな動きをしております。どうおかしいか簡単に説明しますと、今朝方プラチナスポット価格と大証白金価格が同水準であり、それよりも30ドルNYプラチナが高い水準に位置していました。正直あまり見たことありません。もしかすると、プラチナCFⅮを取引している投資家の投げ売りが出たのかもしれません。現在はと言いますと、NYプラチナはプラチナスポットよりも25ドル割高、プラチナスポットより大証白金は40円割安になっております。プラチナスポットと大証白金お関係性は以前に戻りましたが、それにしてもNYプラチナが25ドル高いのは気になります。

【総括】

 これだけ大きく下落した相場は、リバンドもあると予想。しかし、常識的には今回の大陰線の3分の1が、反発の目安になると予想しております。大証金の場合は、昨日と本日のロウソク足を消去すると、3月8日の価格になります。高値を覚えると、安く感じてしまいますが、3月8日の気持ちに戻って考えた方が良いでしょう。大証白金は、2日足でも3日足でも、上髭大陰線です。この場合は、どうなのか考えた方が良いでしょう。

当サイトは、商品先物取引に関して、私共の個人的な相場観を書いております。数字や予測値も個人的な見解です。本ブログの内容は、私共が信頼できると判断した情報源からの情報に基づいて作成しておりますが、その正確性・安全性を保護するものではありません。売買は必ず、ご自身の判断で行ってください。

 

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