本日、FOMC

 東京金は、以前から今週が日柄の週であるため、売り玉を利食いしてFOMCを待つのが良いとコメントしました。正直、会員サイトでも売り玉の利食いを指示し、お客様も売り玉を利食い致しました。その結果、1枚も売り玉はありません。

 さて、ここからですが、結論から述べますと、〇〇〇〇円以下は買いですが、それ以外は戻したところでは売り方針とします。

 かみ砕いてお話ししますと、本日日銀が「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」導入を決定したことから、一瞬円安に進みましたが、金額の提示などの具体性に欠けたことから、再び円高へとなりました。そのため、日中取引では4325円まで上昇しましたが、夜間取引になりますと一転売られる展開となりました。これが、今の金の現状です。

 日銀の政策決定会合を通過し、次はFOMCへと市場の関心は移ったようです。私の考えですが、今月の利上げは無いと予想しております。なぜならば、金融引き締めに関しまして、サプライズはむしろ経済を悪化させる要因となりやすいため、マーケットが利上げを予想していない状況下で、利上げを行えば株安・ドル高・円高・新興国通貨安になりやすいと考えております。そうしましたら、世界的にパニックになる可能性があるため、FRBイエレン議長をはじめとしたFOMCメンバーが、そのような決断をするとは思えません。そのため、利上げは見送られると予想します。

 

 ただし、利上げが見送られるため、瞬間的にNY金は買い進まれますが、その後12月の利上げの可能性を考え、再度売り叩かれると予想。であるならば、高いところで売りを考えるのが良いと思います。仮に利上げをした場合は、NY金が暴落し、円高も予想されるため、〇〇〇〇円以下での買いは推奨しますが、利上げの可能性は薄いとみて、本日はこのぐらいの値段までは上がるだろうといった価格帯で指値を入れ、退社することにします。

 

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