相場全体的に、方向性が乏しい展開となっております。
昨日、日経225が28000円を上回ったため、売りポジションがロスカットとなりました。しかし、本日朝方の会員サイトでは、再び売り直しを提案。同サイトで、大証金は7600円を維持すると、7650円も意識されるため、ストップロスは必ず設定することを指摘しました。大証白金は、終値ベースで〇〇〇〇円を上回るようならば、買い増しを考えるとコメント。
さて、大証金ですが、皆様ご存知のように、昨日はウクライナ首都キーウ(キエフ)近郊の複数の地域で計410人の民間人の〇体を発見したことで、停戦合意に対する懐疑的な見方が広がり、NY市場では1940ドルまで上昇しました。その一方で、FRBの強力なタカ派姿勢によりドル高円安になると、その後NY金は上値を削る展開となりました。基本は、昨日コメントした通りになります。再度、売るか、ロスカットするか、売らないかの3択と考えております。再三お伝えしておりますが、コメックスの金在庫は未だ増加しており、NY金ETFも微量ながら減少しました。私の考えでは、NY金の上値には限定的であり、やはりドル円次第といったところでしょう。ロシア・ウクライナ戦争が停戦を迎えた場合、恐らくETFに変化が出てくると予想します。私の予想通りに動いた場合は、以前にもお伝えしたように、NY金は1850ドル近辺まで値を下げることでしょう。
大証白金ですが、本当に動かなくなりましたね。本日まで、中国市場が清明節で休場であること、中国上海でロックダウンが延期したこと、ナイメックス在庫にほとんど変化がないことから、相場は上がりにくくなっております。しかも、プラチナスポット価格よりもNYプラチナ価格が3ドル以上割高になっていることから、もうしばらく膠着状態が続く可能性があります。今は、下がらないことを評価したいと思います。基本は、買い方針ですが、買い増しをするタイミングが来ません。しかし、恐らくファンドは、今でも買いポジションを減らし、新規で売っている可能性があります。その売りポジションが蓄積し、価格が下がらないようならば、来週以降反発期待できると考えております。
日経225も、ほとんど動かなくなりました。海外投資家は昨日、日経225先物に大口の買いの手を出しておりましたが、私が信頼している大手投資会社A社は、オプション取引で相変わらず弱気のポジションを継続しております。コールの売りです。オプション取引の場合、買い方(コール、プット共に)は、プレミアムだけを支払って証拠金は必要ありません。つまり、損失はプレミアムのみになります。しかし、売り方は証拠金が必要となり、損失は無限です。何を言いたいかと言いますと、今回A社が、大量のコール売りを出しており、今週末SQ日を控えていることから、本来ならば売りポジションを減少させても不思議ではありません。ただし、A社は依然弱気のままとなっております。そのため、今週木・金曜日に動きを見せる可能性があります。基本は、売りスタンス継続です。
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