ドル安、円安は、大証市場にとって良い条件。17:24

 本日、日銀政策決定会合で、大規模な金融緩和策維持を決定したことで、ドル円の景色が一変しました。1ドル130円を突破したことにより、次の目標は133円~135円になると予想しております。私は、127円を割り込めば、125円まで円の修正高があると考えておりましたが、127円を維持し、更に130円を突破したことで、未だ基調は円安の流れと考えておくべきでしょう。しかも、20年ぶりの円安を甘く見てはいけないと思います。これからは、再び円安に意識を置きながら、相場を組み立てたいと思います。

 

 大証金は、円安の影響から7700円台は下げ渋る可能性があります。会員サイトでは、7800円台で売りの意識を持ちながら対応するのが良いとしましたが、今回のようにドル安・円安になると、大証金を売りでは対応することができません。(FOMC後のドル円の動きにも注目)以前からドル円相場をどう見るかが大証金にとって大事とし、ここ数日間円安の勢いが弱回ったことで、大証金戻り売り方針とコメントしてきました。しかし、本日の円安により、やや意識を中立に持ちながら対応する必要があります。明日からゴールデンウィーク入り、FOMCも控えていることから、無理してポジションを持つ必要はないでしょう。

 

 大証白金にとっては、恵みの円安です。北京市ロックダウン、ドル高、株安などは、プラチナにとってマイナス要因でした。そのため、ここ数日間NY市場で大口投機家は、売りポジションを増やしておりました。しかし、本日のようにドル安・円安になると、ドル安分でNY市場は下がりにくくなり、円安分で大証市場は底値切り上げることが予想できます。昨日、上海市ロックダウン緩和を示唆する発言もあり、北京市でもロックダウンにならなければ、恐らく大口投機家の買戻しにより、大証白金の反発・上昇も期待できるようになります。よって、買いの考え方には変わりありませんが、大型連休前、買いポジションを維持し様子見たいと思います。

 

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