実は、私事になりますが、先月末から群発頭痛に悩まされており、会員申し込み頂いている方にご迷惑をおかけしております。つきましては、復調してきているので、順次会員申し込み頂いた方には、ご連絡させていただきます。ご迷惑おかけして申し訳ございません。
さて、話は相場に戻しますが、昨日の米経済指標が、それぞれ市場予想を大幅に下回ったため、景気後退懸念から円高、株安・商品安となりました。中でも、23時に発表した新築住宅販売件数の発表後、円高が加速しました。
【大証金】
昨日お話したように、円高が進みました。今後も、このことだけ注意は必要になります。私は、125円~127円の間まで円高が進むと予想し、昨日は126.36円まで円高となりました。現在127円に乗せておりますが、円高が終了したわけではありません。もう一度円高が振れても不思議ではありません。昨日の円高は、米経済指標悪化によるドル安の影響であり、NY金はドル安が支援要因になったと思われます。しかし、ドル安でNY金が反発できるのは、1800ドル半ばだからと考えております。これが1800ドル後半に上昇すれば、円高分・NY金安で大証金は下がりやすくなるのも事実です。ただし、大証金の場合は、それほど大きな影響はないと予想しております。なぜならば、NY金における大口投機家の買いポジションが減少し、その反面、NY金ETFが増加しているため、狼狽売り(まとまった投げ売り)が出にくく、ある一定の価格帯で下げ止まる可能性があるからです。 再三述べておりますが、大証金は狭いレンジでの逆張り、買いを意識したトレードの組み立てが良いと考えます。
【大証白金】
大証白金は、ECBの利上げ観測、上海ロックダウン・北京ロックダウン懸念による新車販売台数減少が上値を重くさせているように思います。本日の大証白金も上値の重い展開となりました。もう一段安を視野に入れておく必要があります。昨日、トヨタ自動車が、6月世界自動車生産計画を下方修正してきました。年初の計画に比べ10万台の減産のようです。ただし、年間の生産計画は約970万台据え置きとしています。今回は上海ロックダウンの影響によるものですが、昨年は半導体不足で同社が9月・10月に減産しました。昨年は、その2か月分で約76万台減産したと言われております。その発表後に、大証白金が売り叩かれた経緯があります。しかし、今回は昨年ほど大幅な減産ではないこと、上海ロックダウンによる自動車販売台数減少は、すでに市場が予想している材料であることから、まとまった売りは出にくいようにも思います。ましてや、NYプラチナにおける大口投機家の買いポジションが増加していない現状で、狼狽売りが出るとは思えません。
今後の大証白金は、とりあえず今回の材料をどの時点で織り込むか確認し、その後は再び買いで臨みたいと思います。今は、買いにくいと判断しております。ましてや、円高に振れやすいこともあり、安価だからと言って買いポジションを増やすのは、リスクがあると思います。よって、買いポジションを維持したまま、目先は下振れ意識、大勢は買いスタンスで考えております。
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