【ポジション管理は重要】
やや大証白金は、下振れ警戒後退したものの上値の重い展開に変わりはありません。せっかく時間足が買い転換しましたが、3820円~3830円で上値を抑えられている格好。まずは、その価格帯をしっかり上抜けない限り、来週前半まで予断の許さない状況と考えております。私自身、大証白金を弱気しているわけではありません。先日も述べたように、NYプラチナ市場における大口当業者のまとまった買いポジションが減少しない限り、今後大幅反発もあると予想します。しかし、今は日足のテクニカルが弱気に傾いており、金融商品全般足並みが揃っていないことから、買いポジションに対する注意喚起を促しております。
相場には、まさかの坂、万が一があります。市場から退場する方の多くは、相場がポジションの逆に動いたため、投資資金が枯渇してしまったケースや、相場が逆に動いたことによる精神的な苦痛を味わったケースと考えております。そのため、楽観的にポジションを持つのではなく、常に万が一に備えておくのが、最終的に利益を追求することができると思います。大きな流れが上昇相場であっても、当然その道中で下げることもあります。そこを少しでも意識することで、無理ないポジションを維持することができます。相場を予想する上で、仮に予想通り相場が上昇したとしても、ポジションを持っていなければ、その予想はゼロ点になります。そうならないように、ポジション管理は必要です。
【円高について】
私が、円高を警戒している理由として、3月からドル円が上昇し、4月には行き過ぎの相場を演じましたが、その修正が簡単に終了するとは思えません。行き過ぎた相場の調整は、値幅・若しくは長期日柄になります。約2ヶ月間ドル高・円安となった相場が、2週間ほどで再び円安になるとは思えません。今は、完全にドル高・円安に対する修正局面入りしており、恐らく来月も続くように思います。ただし、今後のFRBと日銀の金融政策が異なるため、どこまでも円高が続くとは思いません。ドル・円が、下げ止まる価格帯があると思います。そこを見極めていきたいと思います。今は円安を意識しない方が良いでしょう。
【大証金一日様子見て】
昨日大証金のコメントで、下振れの可能性があると予想し、一日様子見としました。昨夜7482円まで売られたものの、再び7500円台後半まで反発しております。NY金ETFが増加していることにより、NY金価格は堅調に推移しておりますが、NY金市場における大口投機家の買いポジションが減少しているため、反発・上昇し続ける相場ではないと考えております。もちろん、以前にもコメントしたように、大口投機家の買いポジションが減少しているため、狼狽売り(買い方の投げ売り)も予想しにくい。ドル円が127円を挟む展開で落ち着いているのならば、やはり狭いレンジでの動きかもしれませんが、私自身円高の流れが変わっていないと判断しているため、その不安はあります。必ずロスカットを設定し、ポジション取りをお勧めします。
ロスカットのメリットは、相場をやり直せるということです。値値洗いが悪化すると決済しにくくなり、更に相場がポジションの反対に動くケースが多々あります。そのため、おかしい動きをしているなと思ったときは。損決済を拒まず、やり直した方が気持ち的に楽になると思います。私がそうです。私は、正直逆張りが苦手であり、今のような行ったり来たりの相場は、損決済ばかりしております。ただし、トレンドを掲載し始めてからは、買いポジションを利食いせずに攻めていきます。何が正解かは、私には分かりませんが、どんなことがあれ投資資金が増えることが正解のように思います。
相場は、資金力・精神力・決断力が必要になります。
詳しくお知りになりたい方は、080-4653‐1005までお気軽にご連絡ください。
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