本日は、133円半ばまで円安が進んでおります。昨日も指摘しましたが、欧米と日本との金融政策の違いが、このような円安の流れを演じております。
本日は、為替についてコメントをしていきたいと思います。
【市場の認識】
FRBの利上げ・・・6月0.5%、7月0.5%、9月0.5%?
ECBの利上げ・・・7月0.25% оr0.5%???、9月0.25% оr0.5%???
少なくとも市場は、青色で示している利上げ幅は認識しており、既に為替へ織り込んでいると思われます。
明日の日本時間21時30分ラガルドECB総裁記者会見で、恐らく0.5%利上げへの質問が出ると思われます。そこで、同氏がどのような受け答えをするかポイントになります。
本日の円安は、ドル高だけではなく、ユーロ高が合わさったものであり、そのためNY商品市場が売り叩かれにくく、大証市場では堅調に推移していると思われます。
【まとめ】
来月以降のECBによる利上げ幅が0.5%なのか不透明であるため、ユーロ高・円安が進んでいると思われます。私は、明日のラガルドECB総裁の記者会見までは、円安が続くと予想します。その後は、内容次第で円安の修正高もあると予想していますが、恐らく、今後130円~135円、若しくは140円を目指す円安も考えられます。
【金融商品市場】
前々からお伝えしていますが、大証市場は円安がサポートしております。ドル高だけでないことが、余計に大証市場を強くしています。ただし、率直な考えですが、大証金、大証白金、日経225ともに、一旦下押ししても良い時期に来ていると考えております。そのため、ECB理事会が予定されている明日以降がポイントになると予想します。明日・明後日で私の予想通り、金融商品全般下押しするようならば、来週前半まで引きづる可能性があります。
基本、金融商品全般買い方針ですが、円安だけで上昇しているのには、警戒しておきたいと思います。
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