昨日のPMI改定値、ISM製造業景況指数が市場予想を上回ったことから、やや市場の不安心理が和らいだように思います。しかも、その後のFOMC議事録で目新しい材料がなかったことから、リスクオフの動きにはなりませんでした。
大証金、大証白金ともに売られすぎになっております。朝方更新する無料会員サイトでは、昨日大証白金が売られすぎであるとし、本日は大証金が売られすぎとお伝えしました。今のところ、両商品とも売りの意識を持って対処し、大証金に関しては戻り売り、大証白金は買いポジションを維持したまま売りヘッジ予定、日経225は売り方針とお伝えしております。しかし、日経225の場合、あと1日下げ渋りを見せると、26000円を下回らない可能性もあります。そこを注意しておきたいと思います。
こちらのチャートは、昨日も掲載したNY銅60分足になります。やや、景気後退の意識が緩んだように思います。今後も注目していきたいと思います。
こちらのチャートは、VIX指数日足になります。27ポイント台で落ち着きを取り戻していることから、リスクオフに動きにくいように思います。この2点は、状況確認です。
こちらのチャートは、大証白金日足になります。大証金にも言えることですが、これだけ下落した相場が上値重くなるのは、当たり前のことです。そのことを意識するよりは、安値を下回るか否かになります。つまり、今の両商品、それ以外も含め売り手市場になっているということになります。売り方の心理になるのが良いでしょう。
さて、チャート①をご覧ください。6月15日と17日に3902円の安値で下げ止まっておりましたが、7月1日の大陰線で完全に下抜けました。理由はどうあれ、このロウソク足が今後のキーになります。つまり、②がレジスタンスラインになるということです。
次に③がダメ押しの大陰線です。大陰線にも2種類、若しくは3種類あります。簡単に説明しますと、高値圏で出現する大陰線は、天井を意味することが多いです。しかし、安値圏で出現する大陰線は、狼狽売りが出やすいこともあり底値になるケースが多々あります。ただし、この大陰線を否定しなければいけません。この大陰線は、高安で3776円~3618円で形成したもの。つまり、3776円を終値で上回るかが重要です。上回ることができますと、3850円あたりも見えてくることでしょう。
3900円を上回れるか否かは、下値での日柄が重要になります。日柄が浅い場合は、この価格をすぐに上回ることはできないと考えております。そのため、3850円近辺で売りヘッジを考えるのが良いと判断しております。そこまで上がるか微妙なところではありますので、今後も注意しながら、引き続きコメントをしていきます。
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