本日は、ドル円が130.41円まで下落しました。FRBの過度な利上げが鈍化するとの見方や、早ければ本日ペロシ米下院議長が台湾を訪問することに対する米中の緊張から、ドル安・円高となりました。会員サイトで述べたように、130円まで円高が進みました。この円高は、想定内です。
7月14日に139.40円まで円安が進みましたが、その日の朝から夕方まで(日本時間)円が売られました。本日も日本時間で円高が進んだように思います。日本企業・金融機関の巻き戻しの動きが出ているように思います。
本日は、久しぶりにドル円に振れてみたいと思います。
このチャートは、ドル円の日足になります。今回の円安は、3月7日以降に動き始めたものと、私は理解しております。価格の取り方によっては異なりますので、ご了承ください。
私は、先週から円安はピークアウトしたと判断しました。その理由としては、①9月会合の利上げ幅、0.5~0.75%の可能性大②チャートをご覧いただいて分かる通り、2段上げを形成したこと③円が売られ過ぎた、ということです。相場は、必ず行き過ぎを演じます。ただし、相場の勢いがある時は、行くところまで行かないと、相場の反転はありません。私の中では、142円あたりもあるかと予想していましたが・・・。
さて、本題に戻ります。このチャートの出発点が①115.29円(終値)から②139.40円まで24.11円幅円安となりました。この円安幅分の0.382%押しは130.19円になります。(このチャートは午前中に作成したものです)
あくまでも、黄金比率である0.382%押しは目安にしかなりませんが、⑥4月末から5月初に130円を挟んだ揉み合いが数日間続いていたことを考慮すると、130円が一旦下値抵抗になると予想します。
現時点で、ドル円は売られすぎになっているため、恐らく2円~3円の反動はあると予想します。
さて今回、円が買われすぎたのか、ドル指数が売られすぎたのかですが、ドル円は6.5%下落したのに対し、ドル指数は3.9%下落という結果になっております。つまり、今回のドル円下落は、余計に円が買われたということになります。当然、両者の動向がイコールになることはありません。ただし、今回のドル安・円高分をドル指数に当てはめると、ドル指数は102ポイントまで下落しても良いと考えます。あくまでも仮説です。(ドル指数の安値104.92ポイント)
【大証金】
大証金ですが、本日ドル高・円安に振れましたが、大証金が49円安で取引終了したことを考えると、NY金がドル安でも買われなくなっているように思います。(NY金の上値が重くなっている)仮に、ドル高になった場合、NY金は下振れする可能性があります。そう考えますと、以前から7400円台は弱気したくないとコメントしてきましたが、30円~40円戻したところは新規で売っておく必要があります。昨日も大証金の値固めが必要と述べた矢先に、下抜けしていることから、数日間は売りを意識しておく必要があります。
【大証白金】
大証白金は、NYプラチナが買い転換しましたが、やはり3800円は維持できないようです。昨日NYプラチナが900ドルを上回りましたが、私の感覚では、それほど買戻しは出なかったように思います。ここからは、プラチナの材料がどうあろうが、大口投機家の出方次第と考えております。再三、3800円を数日間維持できるかをポイントに挙げてきましたが、これからは維持できないとしても4日~5日後には結論が出ると考えております。幸いNYプラチナが6月1日ぶりに買い転換していますので、引き続き上昇に期待していきたいと思います。
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